言語文化学科

言語・文学・文化現象の考察

世界は言葉でできている!ことばを学び、ことばを駆使する。ことばに教わり、ことばを生み出す。

ことばとは何か。ことばによって人間は、どんな文化を築いてきたのか。世界にある、いくつものことばの仕組みや働きはどうなっているのか。ことばによって作られる芸術である文学作品が、感動や思想を私たちに伝えてくるのはどうしてなのか。そのようなことばと、ことばによって成り立つ文学に対する問いかけが、私たちの研究の原点です。日本、中国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、およびそれらの文化の及ぶ諸地域における「言語」と「文学」を対象の中心に据え、さらに「文化現象」全般をも視野に収めて教育・研究が進められます。

言語文化学の基礎となるものは、日本語であれ、外国語であれ、言語に対する洗練された感性であり、高度の運用能力です。「言語」感覚に優れ、豊かな文学的・文化的教養を備えた国際人として活躍する女性の育成を目指します。

学科を構成している
コース

言語文化学科では、
学生が興味関心を持つことばや文化が、主にどういった地域に関係するかに応じて、
2つのコースを設けて教育を行っています。

学科の特徴

  • 言語・文化の理解を
    深める/広げる

    一つのことばと文化を深く究めることもできるし、二つ以上のことばや文化を広く学ぶこともできます。どちらをめざすかは、学生が選べます。

  • 豊かなスタッフ陣

    充実したスタッフで、様々な方法論、地域、時代、ジャンルをカバーしています。学生が選んだテーマを尊重し、丁寧な個別指導を行います。

  • 外国語の力を磨く

    外国語の文献を読む授業が充実しています。とくに「コミュニケーション(英・独・仏)」科目では、外国人教師とともに、高度なディスカッションやプレゼンテーション、作文に取り組みます。英語学と英米文学を専攻した学生は、英語で卒業論文を作成します。

  • 留学を身近に感じる

    各国にある交換留学協定大学に、これまで多くの学生が留学しており、外国での学びを成功させるノウハウが豊富に蓄積されています。

特色ある活動

  • TOEIC-ITP試験を学内で開催するとともに、中国語検定試験、ドイツ語検定試験、フランス語検定試験を実施しています。
  • 学術情報センターと協力して、『奈良地域関連資料』や近世紀行文、『伊勢物語』諸本などの貴重な典籍・絵画資料のデータベース化と公開作業にも加わっています。